クリスマス休暇

2213年12月25日

今日はクリスマスですが、21世紀日本ではイブも含めて平日の扱いでした。23世紀には、クリスマスは公式の休日です。具体的には、イブの24日から元旦をはさんで1月6日まで14連休という冬の大型連休が設定されているのです。

現在、かつてのような単独の「祝日」という制度がなくなった代わり、春夏秋冬の四季ごとに公式の連休が法律で定められています。冬を含めて通算すると、年間50日を超える公休日があることになります。  

まず春の大型連休は、旧春分の日から3月末日までの10日余り(期間不定)となっています。ちなみに、いわゆるゴールデンウィークは廃止されていますが、5月に職場独自の連休を設ける慣習が残されています。

夏はいわゆるお盆休みにとどまらず、まさに「夏季休暇」であって、8月12日から31日にかけて20日間に及ぶ最大の大型連休です。秋は旧体育の日の10月10日から19日までの10日間となります。

他方で、週休2日の慣習は廃れ、土曜日も平常の扱いですが、公休日以外に各職場では設立記念日などを独自の休日に指定している例が多く、こうした私休日を加えれば、毎週日曜日に加えて年間60日以上の休日がある計算になります。

しかも、前に報告したとおり、一部の特殊職域を除き、4時間労働制(半日労働制)が基本なのですから、毎日の半分は休暇も同然。21世紀人からすれば、これではあまりに休み過ぎでは?と思えるほどでしょう。

このように休暇の多い社会となっているのは、休息の権利が憲法上明記されているためです。結果、毎年多数の過労死を出し、悪名高かった「働き蜂」社会はもはや昔話です。

しかし、23世紀社会は決して「怠け蜂」社会ではありません。むしろ生産性は21世紀よりも向上しています。十分な休息が生産性を上げることは労働科学的にも実証済みです。長時間働くほど成果が上がるというのは、神話であったのです。
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by komunisto | 2013-12-25 10:36 | 社会