警察制度廃止へ

2216年10月27日

前回ご報告した司法大革命は、警察制度の大改革ともセットになっています。以前の記事で、警察制度の廃止が世界的なモードであることをご報告しましたが、ついに日本でも実現したのです。このことは、もちろん犯罪を野放しにすることを意味しておりません。

まず犯罪捜査に関しては、各地方圏ごとに置かれる捜査局という捜査機関が担当します。これは従来の警察の捜査部門だけを取り出し、階級や制服を持たない捜査専門組織として再編したものです。従って、その機能は従来の警察の捜査部門と大差ありません。

一方、交通取締は専門性が高いため、地方圏交通警邏局(交警局)が担当します。これは従来の警察の交通部門を取り出したようなもので、上記捜査局とは全く別組織です。警察のような階級はありませんが、制服があります。

地域の防犯・警備活動及び現行犯逮捕などの緊急執行は、従来から交番を運営してきた社会安全連絡会の下に組織される警防団が担当します。警防団は消防団の警察版のようなもので、市町村ごとに結成される非常勤の団員から成る一種のボランティア組織ですが、団員は法執行官としての権限を与えられています。

警防団は地域の警察署及び交番に相当するようなものですが、犯罪捜査及び交通取締には関与しません。従って、警防団が現行犯逮捕した被疑者はいったん捜査局または交警局に引き渡され、本格的な捜査が行なわれます。

こうして長く人々が馴染じみ、空気のように当たり前だった警察という制度も終焉したのです。そちら21世紀ならば、まだ常識を大きく踏み越えるこの改革も、貨幣経済が廃された共産主義社会下での劇的な治安向上を背景としていることは言うまでもありません。
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by komunisto | 2016-10-27 12:10 | 社会