23世紀の歯科診療

2214年6月23日

以前、23世紀には開業医はほとんどいないとご報告したところ、では歯科診療はいったいどう担われているのかというご質問を21世紀の読者から受けましたので、回答を兼ねてご報告します。

歯科というと、かつてはほぼすべてが開業医だったため、貨幣経済の廃止に伴い開業医の旨味がなくなり、開業医がほぼ消滅すると、歯科診療は供給されなくなるのではないかとの懸念があるのでしょう。しかし、現在、歯科は主に公立の診療所によって担われています。

21世紀人にはなかなかイメージが湧かないのですが、公立歯科診療所とは市町村が直営する歯科診療所のことで、そこには複数の歯科医が所属し、大きな診療所では20人以上いることもあります。

昔の開業歯科とは異なり、一般歯科・小児歯科・老年歯科・矯正歯科・口腔科などの専門科に分かれており、専門分業化が進んでいます。完全予約制で随時急患受付という診療方式は昔とそう変わっていません。

このような公立歯科診療所は市町村に必ず複数箇所開設されていますが、昔の歯科医院のようにコンビニの数より多いとまで言われたほど多くはないので、通院が難しい高齢者や障碍者向けに訪問診療部が設置され、自宅で歯科診療が受けられるようになっています。

ちなみに、現在完全無償化が達成されていることもあり、インプラント術が高度に発達・普及しており、公立診療所でも普通に受けることができるとのことです。

その他技術的な面でいろいろ進歩があるようですが、23世紀世界に移り住んでから一度も歯科診療を受けていないため、詳しいことはわかりません。本当は受けなくてはならないのですが・・・。
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by komunisto | 2014-06-23 09:49 | 衛生