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撃ち合い場面なし

2216年1月2日

私がまだ21世紀にいた頃、新年早々から撃ち合い場面の多いドラマを観せられてげんなりしたことがありました。あの頃の映画やドラマでは、撃ち合いは定番の演出的な要素として製作者の頭に刷り込まれていたようです。

一方、23世紀のドラマや映画を観ていて気がつくことは、撃ち合い場面がないことです。検閲とか自主規制によってそうなっているのではなくて、そもそも製作者の念頭に銃撃戦というものがインプットされていないからです。

それもそのはず、23世紀の世界には、軍隊も兵器も存在せず、戦争という行動も過去のものですから、23世紀人には戦闘という場面が思い浮かばないのです。また以前ご報告したように、警察さえも廃止の潮流にあります。

そもそも武装強盗とかテロのような武装犯罪がないので、制圧に際して武器を使用する必要性もないのでしょう。かつては世界最大の銃社会であったアメリカも現在では銃とは無縁の社会です。これも銃規制によってそうなったというより、犯罪の激減が銃の必要性をなくし、銃規制を後押ししたのです。

アメリカでも地方では警察が廃止され、まだ警察が存続している大都市圏でも、警察官は少なくとも日中、丸腰で勤務することが多いと聞きます。革命前のアメリカ人には信じ難い光景でしょう。

ちなみに、有名なハリウッドはいまも映画製作の聖地であり続けていますが、ハリウッドが所在するカリフォルニアはもはやアメリカではなく、アメリカから分離し、メキシコと合併してできたアメヒコに属しています。
by komunisto | 2016-01-02 09:56 | 文化