人気ブログランキング |

2013年 03月 01日 ( 1 )

最近、スクールカーストなる言葉を知った。周知のように、学校の生徒間には上級生・下級生という学年による序列があるが、同級生間にも主として学級内での「人気」による序列があり、これがスクールカーストだという。

数年前から使われ始めた言葉らしいが、こういう同級生間序列は筆者の学校時代からすでに存在した。一般的にはカーストの下位にいる生徒ほど、いじめの対象になりやすい。最下層に落とされれば、「きもい」「くさい」などと蔑視され、まさに不可蝕民化される。

おおむね序列中位から下位に身を置いていたと記憶する自分にも、学校時代に良い思い出はほとんどなく、過敏性腸症候群になったのも、学校への拒絶反応に始まったと自己分析している。

昨今、「いじめ対策」が政治問題にすらなっているが、いじめの根源であるスクールカーストを廃絶できない限り、いじめの根本的解決はない。いじめとは子どもの領分における差別行為である。この認識が教育関係者にも欠けている。 

ただ、スクールカーストは学校という序列組織そのものに由来する。とすれば、スクールカーストは学校制度そのものを廃止するか、さもなくば学校を「脱学校化」することでしか廃絶できないだろう。現代の難題である。