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2013年 05月 06日 ( 1 )

近年、薄葬を望む人は多いが、散骨を望む人はまだ多くはないだろう。

散骨にはどこか遺骨を「捨てる」イメージがつきまとい、家族や親類から強い異論が出ることもあるようだ。比較的簡単な山林への散骨は周辺住民の感情からも困難が多い。

しかし、海への散骨なら―漁業者への配慮は一定必要であるが―比較的自由である。

海洋散骨は「捨てる」のではなく、「還る」のである。海は生き物の原郷だから、こう表現することは決してただの比喩ではない。

海洋散骨は、国土の狭い日本で高齢死者が増えたことによる墓地の不足という状況に対応でき、環境的にも魚の餌になって生態系のサイクルを回す貢献もできる最善のエンディングだと思う。

他人に勧めるわけではないが、自分のエンディングは海洋散骨と決めている。